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 本格的に大学受験の勉強を始めてみたものの、なかなか集中力が続かなかったり、時間の確保があまり出来なかったり…いきなりうまくはいかないものです。勉強とは本来、もちろん量を競うものではなく効率的に学ぶことが第1ですが、やはりライバルを蹴散らす力を養うには時間の確保も大切です。

 それでは、大学受験を乗り越えた先輩たちのアンケートから受験生が、受験生時代にどのぐらい勉強をしていたのか見てみましょう。


Q.平日に学校での授業を除き、どのぐらい勉強していましたか?


 最も多かった時間は5時間以上7時間未満でほぼ半数の46%、3時間以上5時間未満の27%が次いでいます。そして、驚いたことに約5人に1人が平日に7時間以上の学習をしています。90%以上の子が3時間以上勉強しており、平均時間は5.1時間でした。

 5時間という勉強時間は、学校が終わり、夕方に帰宅してからご飯やお風呂、合間の休憩を考慮すれば、寝るまでのほとんどを勉強に費やしていることになります。ライバルも同じように勉強していると考えるのがごく自然なことですから、5時間を1つの指標としてもよいでしょう。

 また、高2生の平均が3時間弱(後日掲載)ということを考えると、どのタイミングでケジメをつけ始め、夢に向かって歩き始められるかが、高3の夏以降にどれだけライバルに差をつけられるかのポイントになるかもしれません。




Q.休日に自宅や塾の学習室で、どのぐらい勉強していましたか?


 休日ともなると、高3生は部活も引退している為(アンケートは秋頃の勉強時間です)、ほぼ丸一日を受験勉強に費やしています。9時間から13時間の間に半分以上が当てはまり、平均は9.4時間となりました。ただし、データの中には指定校推薦で、すでに大学が決まっていた学生も含まれるため、一般受験で入学した学生のみでは平均時間はもう少し伸びるでしょう。

 9時間という時間は、『午前3時間』『午後3時間』『夜3時間』と考えれば、平日ほど切羽詰まった状況ではなさそうです。ただし、自分1人の闘いが1日中続くので集中力の持続という意味では平日より大変ですので、塾の学習室や図書館など集中できる環境に身を置き、ダラダラと無駄な時間を作らないように心がけましょう。

 休日は複数の教科を勉強するのに最適です。しっかりとした予定を立ててから勉強に臨むといいでしょう。また、散歩や音楽を聴くなど、休憩時に気持ちをリフレッシュさせることも大事です。



   勉強時間は、やはり高校受験とは比べ物にならないほど多いことが分かります。18才という青春期は色々な意味で貴重な1年です。沢山の楽しいことを犠牲にして、ここまで勉強に努力できるのは志望校に合格して、夢への第1歩へと繋げたい強い気持ちの表れなのでしょう。





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